2020/02/26 10:02
地道な実験と検証によって導き出された最高の乾燥条件で、パリパリサクサクになった「35みかん」。
極力農薬を使わずに樹木を元気に育てる「減農薬」で育てられた極早生みかんを低温で35時間かけて乾燥させ作った乾燥みかんです。
そのみかんは「ナリワイ遊撃手農園」という和歌山の風変わりなみかん農園さんが1年間でたった2週間だけ樹上色づいたものだけを収穫し、出荷した極早生みかんです。それをじっくりじっくり低温で乾燥させることで、甘みと酸味が絶妙に融合されます。
この「35みかん」は世の中にはほぼ出回っていない、レアな乾燥みかん。
都内のごく一部でしか販売されていない激レアです。
ドライみかんの濃縮した甘みとミルクの甘み、フレッシュみかんのさわやかな甘みで相乗効果が生み出せました。
「35みかん」をミルクジャムに漬けこむことで、キャラメルのような香ばしい、まったく予期しない味わいが生まれました。
気が付いたらそのままスプーンですくって食べつくしてしまう危険な食べ物は、
練乳とも違う母なる味わいの甘み。
そして作るのは案外大変です。
少しでも鍋から目を離すと、吹きこぼれるけど、極とろ火では煮詰まらない。
そう、コンロの前にずっと張り付いて、ひたすら鍋をかき回して、火力の微調整を行う忍耐レシピ……なのです。
知らず知らずのうちに「35みかん」を作る時間とリンクするようなレシピになったような気がします。
時間が生み出す極上のスイーツBINJANになりました。
調理例
★スコーンにつける
★シリアルにかける
★アイスクリームにトッピング
材料
ドライみかん
みかん
生クリーム
牛乳
砂糖
レモン
カルダモン